ジェイレン・ブラウンの肘を使ったプレイに猛抗議するお客さん。
試合開始直後は空席が目立つ事も多いマイアミホームですが、
流石に今日はそんなことありませんでした。
お互いにやられたらやり返すを繰り広げ、倍返しにはならない展開。
プレイオフらしい熱い戦いの中、ブラウンがFG5/5で10点。
ジミー・バトラーがドライブを仕掛けてFTを獲得し、20−20とすると、
BOSがリードを広げて34−29で1Q終了。
2Q時点でテイタムのFTが9/9、タフショットを2本決めて
46−39となったところでMIAがタイムアウト。
しかし、ロバート・ウィリアムズへのアリウープ、
テイタムのドライブで52−41と二桁差となり、MIAが再びタイムアウト。
リバウンド争いで倒れたバトラーの上にアデバヨが落下し、膝を抱えますが、
そのまま試合には出場を続けました。バトラーはここまでFG1/8で5ポイント。
両エースの活躍が対照的となります。
そのバトラーがドライブからダンクを決めて55−49。
更にバトラーとケイレブ・マーティンのFTで2点差まで追い詰めますが、
BOSが57−53と4点差に戻して前半終了。
後半すぐにブラウンが4つ目のファウル。
MIAに同点or逆転のチャンスが来ますが、BOSがリードを広げます。
ロバート・ウィリアムズのand1で11点リードとしますが、
72−79のロースコアで3Q終了。
4Q、MIAが4点連取でワンポゼッション差となりますが、
デリック・ホワイトの3PTでお返し。カイル・ラウリーが
ブラウン相手に押し込みマーク・ジャクソンばりのポストプレイを決めます。
ダンカン・ロビンソンの3PTで82−81。
ブラウンのお返しの3は外れ、バトラーがロビンソンのドライブミスを
プットバックで押し込んでついに逆転。
アデバヨがブラウンのレイアップをブロックする際にリングを掴んだため、
and1扱いとなり、更にテクニカルも取られてブラウンが一気に4点追加。
86−83とBOSが押し返す形となりました。
更にアデバヨのダンクをホーフォードがブロック。
走ったBOSがFTを獲得し、88−83とリードが広がりました。
更にテイタムもFTを2本決め、90−83。
ロビンソンが3PTとレイアップを決めますが、
テイタムのレイアップとホワイトの3PTで相殺。
残り5分を切り、マーカス・スマートがand1を決めて10点差へ。
残り3分を切った所で100−91。
ゲイブ・ビンセントのレイアップで7点差に詰めると、
ホーフォードがミス。バトラーの3PTが決まって100−96。
2分を切ります。
テイタムのレイアップが外れ、バトラーがアタックしてFT獲得。
2本目を外しますが、オフェンスリバウンドを確保。
ロビンソンが同点の3PTを狙いますがミス。
テイタムの3が外れますが、ブラウンがリバウンドを取って
ファウルをもらいます。こちらも1本しか決まらず、
バトラーがand1。残り53秒で101−100と1点差へ。
テイタムのレイアップをアデバヨがブロック。
ロビンソンの勝ち越しの3PTが外れ、ファウルゲームへ。
スマートが1本目を外し、2本目を決めて102−100。
そのまま試合を続け、残り3秒、バトラーが3本のFTを獲得し、
まずは2本決めて同点。3本目も決めて102−103として
BOSがタイムアウト。お客さんも立ち上がって大歓声を送ります。
そして迎えたラストプレイ。
スマートが3PTを打ち、外れますが、
ブザーとほぼ同時にホワイトがプットバック。
レビューが入りますが、完全にホワイトの手からボールが離れており、
0.1秒か0.2秒のプットバック成功で0−3から3−3へ。
史上初の大逆転に向けて舞台が整いました。
この舞台でこれ以上ない整え方。痺れました。
最後はデリック・ホワイトに決められましたが、クラッチタイムに
10点ビハインドを跳ね返して一度は逆転したヒート。
こちらも黙ってはいないと思いますので、ゲーム7が楽しみです。
BOS ☆☆☆ 104 - 103 MIA ☆☆☆
スマート:42min、21pts、7reb
ブラウン:39min、26pts、10reb、3ast
ビンセント:41min、15pts、4reb
マーティン:41min、21pts、15reb