4年ぶりのプレイオフは10年ぶりのカンファレンスファイナル進出となりました【NBA_Pacers】

終わってしまった23−24シーズン。
今シーズンのペイサーズの契約やトレード関連の動きはこんな感じだったでしょうか。

ドラフトロッタリーで7位に決定
ワークアウトに富永啓生が参加し、鐘を鳴らす
ドラフトでジェイレス・ウォーカー、ベン・シェパードらを指名
ブルース・ブラウンと2年45Mで契約
クリス・ドゥアルテをキングスへトレード
ハリバートンと5年MAX契約
トレードでオビ・トッピンを獲得
バディ・ヒールドが練習場の鐘を壊す
アーロン・ニースミスと3年33Mの契約延長

リック・カーライルと契約延長
ダニエル・タイスをバイアウト

パスカル・シアカムをトレードで獲得
バディー・ヒールドをシクサーズへトレード
トレードでダグ・マクダーモットを獲得
トレードでコーリー・ジョセフを獲得
コーリー・ジョセフをウェイブ、ジェームズ・ジョンソンと用心棒契約
ケンドール・ブラウンと3年契約

ドラフトで7位で謎のクリバリ指名からの即トレードでジェイレスと2巡目指名権を
ウィザーズから受け取るという予想外の動きから始まった1年。
ブラウンはトレードとなりましたが、シアカム加入に繋がる一手となりましたし、
オビとシアカムの加入は大成功と言えたトレードでした。

その2名が契約最終年となり、早くもシアカムにマックスオファーをするのでは
という噂も出ています。カンファレンスファイナルに進出しましたが、
スイープ負けを喫し、圧倒的な力の差を感じましたが、
今のメンバー維持+ジェイレスやマスリンの成長で埋まるものなのか、
それとも少しアグレッシブに動いて更に強化を目指すのか。
フロントにとっても難しいチーム作りが始まろうとしています。

シアカムもオビも残したいですが、アヌノビーの夢を捨てきれないのですよね。
オフシーズンはオフシーズンで楽しみが待っています。


47勝35敗と昨年から12も勝利数を増やし、プレイオフ直通6位でシーズンを終えた
今シーズンのペイサーズは平均123.3ptsの超オフェンシブチームに進化。

現時点でプレイオフでもトップの113.9ptsで、2位セルティックスが111.4ptsとなっています。
流石にプレイオフになると10点も平均得点が下がるのですね。

チームのFG%が50.7で1位、3PTは37.4%で9位でしたが、
30.8アシストで本当に見ていて楽しいチームとなりました。

5割超えのチームに対して27-21、5割を切っているチームには
20-14と他のプレイオフチームとは違う詰めの甘さがありましたが、
今年の経験を踏まえてここらへんの改善を期待してしまいますね。

そして忘れてはいけないインシーズントーナメント。
予選を4勝0敗で通過し、セルティックス、バックスを倒して
レイカーズとの決勝に進みました。優勝こそ逃しましたが、見事準優勝。

あの時の強さがまぐれではなかったことがプレイオフでも証明できました。
リーグ全体を通して怪我人が大きく影響するプレイオフにはなっていますが、
チームとしていかに良い状態でこの時期を迎えるか、というのが共通の課題になります。

プレイオフでのバックス、ニックスの主力が倒れても諦めない姿勢を
間近で感じたからこその、ネムハードの覚醒だったと思います。

また長いシーズンを過ごしてプレイオフにたどり着き、そこから更に上を目指すという
果てしない道が待っていますが、いつかペイサーズの優勝を見せてもらいたいです。

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