インシーズントーナメントをスタッツで振り返る【NBA_Pacers】

レイカーズとの決勝戦の結果、準優勝と2,000万ドルという結果を勝ち取ったペイサーズ。
もちろん悔しいですが、決勝は特別試合扱いなのでスタッツもシーズンとは別ですし、
勝敗にも影響しません。

捉え方は人それぞれあって良いと思いますが、
こんなに注目される舞台で戦い抜いたペイサーズを見ることが出来て満足です。

レジー・ミラー時代におけるレイカーズ。
ポール・ジョージ時代におけるヒートレブロン。
ビクター・オラディポ時代におけるキャブスレブロン。
タイリース・ハリバートン時代におけるレイカーズレブロン。
全て敗北の歴史となりましたが、長いこと遠ざかっていた
痺れるエリミネーションゲームを味わうことができました。
決勝が日本時間の日曜朝というのもありがたかったです。

今回はメインガイ達のスタッツをチェックしてみましたよ。

オビ・トッピン 7G(6GS)

 27.4min、15.4pts、FG.625、3PT.379、3.4reb、1.9ast
 初戦のキャブス戦以外は安定した二桁得点と高確率の決定力。
 ダンクとアリウープでチームを鼓舞し、ベンチでも盛り上げ役として目立ちました。

ブルース・ブラウン 7G(7GS)

 31.9min、11.9pts、FG.392、3PT.273、4.1reb、2.7ast、1.7stl
 オフェンスの低迷は響きましたが、真価はディフェンスで発揮。
 ノックアウトラウンドに入ってからもシュートの復調が見られなかったのが残念。

マイルズ・ターナー 7G(7GS)

 27.6min、18.7pts、FG.495、3PT.333、8.3reb、1.0ast、2.3blk
 最終戦はADの前に萎縮してしまいましたが、そもそもターナーの活躍なくして
 決勝戦までは進めていません。BOS戦のクラッチタイムブロックや、
 MIL戦で果敢にダンクを決めに行ったマイルズ。

 昨日の1試合を糧とできるか、できないかは本人次第。
 負けて終わりとは言え、シーズンはこれからが本番。
 シーズンの中盤に向かう時期に良い刺激を貰ったのではないでしょうか。

タイリース・ハリバートン 7G(7GS)

 36.4min、26.7pts、FG.524、3PT.425、4.9reb、13.3ast、1.3stl、2.0TO
 シクサーズ戦:33pts、15ast、0TO
 セルティックス戦:26pts、13ast、0TO
 バックス戦:27pts、15ast、0TO
 と異次元の活躍を見せたエースハリバートン。

 キャブス戦で、ホークス戦で6とターンオーバー連発の試合もありましたが、
 7試合で93アシスト14TOでした。
 全ての試合でダブルダブルを達成し、準々決勝の舞台で初のトリプルダブル。
 決勝では早々に2TOとなりましたが、その後は1つのみで苦しみながらも
 なんとか打開しようともがきました。
 この経験が今後に活きるかと思うと楽しみでしかたありません。

バディ・ヒールド 7G(5GS)

 30.3min、13.6pts、FG.493、3PT.442、4.4reb、1.7ast
 最後の2試合で3PTが2/15とガチャっぷりを披露する結果とはなりましたが、
 それでも7試合通して4割越えという、ターナー同様、道中を引っ張って来た立役者。
 全てのプレイヤーがここ一番で活躍できる訳ではありませんし、
 レブロンやADのレベルがどれだけ高いかを再認識せざるをえません。
 最後の試合だけ見て批判するのは簡単ですが、BOS戦の最後の3PTを忘れてはいけません。

 ノックアウトラウンドに入り、「プレイオフみたいだ」と、
 プレイオフ未経験のバディが語った事は彼のギャグだったのでしょうか。
 それでも良い経験を積むことができたと思います。

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