2025/06/24

セルティックス - ブレイザーズ間でトレード【NBA】

BOS獲得
 アンファニー・サイモンズ:最終年27.6M
 2巡目指名権×2

POR獲得
 ドリュー・ホリデー:残り3年(32.4M - 34.8M - 37.2M PO)

ケビン・デュラントがロケッツへトレード【NBA】

HOU獲得
 ケビン・デュラント:最終年54.7M

PHX獲得
 ジェイレン・グリーン:残り3年(33.3M - 36M - 36M PO)
 ディロン・ブルックス:残り2年(21.1M - 19.9M)
 25年10位指名権
 25年2巡目指名権(59位)
 26年2巡目指名権×2
 30年2巡目指名権(BOS)
 32年2陣目指名権

ハリバートンの手術が無事終了【NBA_Pacers】

タイリースの右足アキレス腱修復手術が終わったようで、 本人が今の心境をXに投稿しています。


どうか自分を責めないで。
ファンはみんなあなたに感謝しています。
素晴らしい勇姿を見せてくれたこと、NBAファイナルに連れて行ってくれたこと、
ペイサーズ史上最高とも言えるシーズンを一緒に過ごさせてくれたこと。

ありがとう。今はただゆっくり休んでください。

右足アキレス腱断裂のハリバートン、本日中に手術へ【NBA_Pacers】

予想通りアキレス腱断裂の診断が下ったようです。
本日中にニューヨークへ飛び、マーティン・オマリー医師による修復手術を受けるとのこと。

先日同様の負傷を負ったジェイソン・テイタムの手術も担当したオマリー医師は
ペイサーズとしてはエドモンド・サムナー、ジェームズ・ワイズマン、
アイザイア・ジャクソンの手術も担当。

2025/06/23

Thank you Pacers.

敗戦と怪我のダブルパンチ

ファイナルのゲーム7まで戦えた事、ペイサーズ史上最も優勝に近付いたといえるでしょう。
しかしその最高の舞台で好調だったエースの負傷離脱。
ハリバートンの床を叩く姿、あの瞬間に大事になってしまったと理解した若者の気持ちを考えると
何も言えません。

試合終了時はバスケットボールの神様なんて存在しないと思いましたが、
もしかしたらゲーム5終了時点でもう彼の足は限界だったのかもしれません。
ゲーム6を繋ぎ、ゲーム7までもつれ込ませる事ができた事が奇跡だったのかもしれません。

しかし、たらればのない世界でこの現実はあまりにも残酷過ぎました。
2000年ファイナルの時はシャック&コービーに完膚なきまでに叩きのめされた感じがありましたが、
今回のは最後まで戦い切れた気がしません。ハリバートンが健在だったら優勝できたというつもりはありませんが、
その世界が見たかった、最後まで戦い切った姿を見たかったというのが正直な感想です。
この思い、タイリースが優勝するその日まで成仏できないと思います。

ただのファンがこれだけきついのであれば、本人はどれだけ悔しいか計り知れません。
タイリースには責任を感じないでもらいたいです。オビも自分があの時彼にパスをしなければ、
とコメントしていましたが、誰にも責任はありません。
ここまで連れてきてくれたことに対する感謝しかありません。


誤審と容認の違い

誤審は両チームともにあるので「笛に左右されない点差で勝ち切る」のが
NBAにおける勝ち方であることは理解しているつもりです。
例えばレフリーの目の前でマコネルの手首を掴むのを見て容認していたシーン、
あれっていつどこの場面でも同様にノーコールなんですかね。

サンダーどうこうではなく、ジャッジに関する不満が多すぎて
NBA熱が冷めた感じがします。両者自分たちの名誉をかけて精一杯戦っている中で
INDファン以外からも不公平だと感じる声が多数上がるのはやはり異常に感じました。
OKCとしてもこう言われるのは本望ではないでしょう。
チャレンジのルールとか、L2Mレポートとかもう少しみんなが納得できるルールができるといいですね。

こんな状況で「ペイサーズはよく戦っている」と言われる中、
心から応援しているチームがそんな状況にあることを今後も見ていけるのかと思うとぞっとしました。


ある種の達成感

今シーズンのサンダーは最高勝率で紛れもないNBAの覇者となりましたが、
イーストにも強敵がたくさんいました。
昨年王者のセルティックスとの対決はありませんでしたが、
64-18のキャブス、2年連続プレイオフでの対戦となったニックスとバックス。

ファイナルも含めて劇的な勝ち方を全てのシリーズで見せてくれた24-25ペイサーズ。
各チームトレードやFAでWIN NOWモードに入っていく中、コアメンバーをいじらずに
NBAファイナルに到達してしまいました。

プレイオフが始まるまではヤニス対策どうするんだろうとか、
正々堂々とアタックしてくるミッチェルとか、時折演技を交えながらも
多彩なオフェンスを仕掛けてくるブランソンとか。KATアタックも厳しいものがありました。
そんな彼らを倒してイースト制覇。達成感が半端じゃありませんでした。

特に一つの勝敗で一番メンタルに響いたのがニックスとのカンファレンスファイナルでした。
ホームで負けた時は実際に体調不良に陥るほど。
それほど負けたくない相手でしたし、NBAファイナルで戦うペイサーズを見たいという
気持ちが強くなっていました。

2024-25シーズンのイースタン・カンファレンスチャンピオン、これは誇って良い事だと思います。
サンダーを倒してNBAチャンピオンとなれていたら最高の終わり方でしたが、
不思議とファイナルの期間は冷静に試合を追うことができました。
ある種のお祭り状態だったのかもしれません。


そもそもプレイオフ進出自体が当たり前ではないこと

ペイサーズが優勝するにはやはりホームコートアドバンテージが必要なのかもしれません。
ホームで全勝というわけではありませんでしたが、ゲーム6を見る限り
ホームの力は凄まじいものがあります。
ゲーム3で体感した現地のパワー、これも一生忘れることはないと思います。

プレイオフに出場するのが当たり前ではないだけでなく、怪我もありBOSも
カンファレンスファイナルに到達することができませんでした。
今までに見たことのなかったミラクルの連続を引き起こしたペイサーズ。
再現性0ですよね。そしてターナーを残すだけで精一杯のロスター。
マスリン、ネムハード、ウォーカーらの成長だけで今シーズンの穴を埋められるのか、
他のチームもグレードアップしてくる中、想像もつきません。

今と同じ熱量でまたレギュラーシーズンを追い、胃が痛くなりながらプレイオフを応援し、
再びファイナルにたどり着く日がくるのか、そして4勝先に勝つことができるのか。
NBAの世界は本当に厳しいですね。

ペイサーズの優勝を願う気持ちは変わりませんが、もう少し緩く応援する必要があるかもしれません。
最高に楽しいシーズンを見せてもらった一方で、
ファンでいることの厳しさを思い知らされたシーズンとなりました。