East Semifinals Game 5 vs キャブス【NBA_Pacers】

ゲーム4の後半を離脱したドノバン・ミッチェルでしたが、無事に試合に出てきました。
FT量産で1Qから二桁得点。

シュート不調の上、笛の嵐もあり、2Q残り8分10秒、モブリーのFTで
25−44の19点ビハインドとなりました。
今プレイオフのキーポイント、「20点差」には1点足りませんでしたが、
ハリバートンの3PTで反撃開始。

アレンのシュートをマイルズがブロックするとファストブレイクからニースミスの3PTがヒット。
31−44でキャブスがタイムアウト。

後半の立ち上がりはモブリーとガーランドにあっさり決められてすぐにタイムアウト。
ミッチェルのFTで2点を取られますが、ネムハードの3、ニースミスのフェイダウェイで12点差。
CLEのターンオーバーからルーズボールファウルでシアカムがFT獲得。
この時倒れていたハンターに誰も駆け寄らず、結局一人で立ち上がっていたのが妙な空気に感じました。
19点差から2分半で10点差に追い上げると、ミスが続いた後にハリバートンのロング3。
41−48となり、キャブスが再びタイムアウト。

CLEも点を伸ばしてきますが、ハリバートンが2本連続のロング3を決めてベンチのJJも踊り出します。
シアカムのレイアップで49−52、1ポゼッション差となりますが、ここはアレンのFTで49−53。
すると覚醒ハリバートンがロゴ付近からの3を決めて1点差とします。
すぐに決められ、前半は52−56で終えましたが、見事なバウンスバックを見せたペイサーズ。

後半に入り、CLEの得点が伸び、9点ビハインドとなりますが、
ディフェンスは集中。ミッチェルの速攻レイアップをマイルズがブロック、ストゥルースに
拾われてプットバックされたところもネムハードのブロックで防ぎました。
二人による時間差チェイスダウンブロックは圧巻でした。
若干テンディングの疑いもありますが、あの場面でスピードを緩めてレイアップは悪手ですね。
レジーがテイショーン・プリンスに食らったブロックを思い出しました。

シアカム、ハリバートンの3が決まり62−64とすると、シアカムの3でついに逆転。
更にじわじわとリードを広げていく中、一度ゴール下のシュートを防がれた
トーマス・ブライアントがスティールからダンクを決めて17−2のランを決めます。

更にハリバートンのリードからトーマススラムで73−65となり、CLEがタイムアウト。

マスリンへのブーイングはすごかったですが、そもそもマスリンがあまり出て来ないからか、
お客さんが静かな印象でした。
1QのFGが7/22、3PTが1/8で19点しか取れなかったINDが
2Qから3Q残り3分までの間は19/35、3は10/18の54点と息を吹き返しました。
CLEは6分以上FG成功がなし、ハリバートンがレイアップを捩じ込んで74−65としました。

タイ・ジェロームが久しぶりの3PTを決めると、トーマススラム再び。
オビのand1で80−68。
再びジェロームが3を決めるとようやくお客さんも盛り上がってきました。

ここで空気を読まないトーマスが3を決めてリードをキープしますが、ミッチェルのand1。
85−76で3Qを終えました。

4Q、ジェロームが止まらず、ミッチェルの3FTも決まって85−81。
ミッチェルのレイアップを今度はマスリンがチェイスダウンブロック。
更にINDのミスから走られますが、今度はハンターのレイアップをマイルズが
ノーファウルで防ぎます。

しかしハンターの3PTに対してシアカムがファウル。
4ポイントプレイチャンスとなりますが、FTミスを拾われてガーランドのレイアップで
5ポイントプレイとなり、10−2のランで1点差まで詰められました。

タイムアウト明け、ハリバートンのボースハンドダンク。
すぐにガーランドにFTを返されてしまいますが、マイルズも2点を追加。
ガーランドの3PTがボードの上で止まってしまいましたが、CLEベンチ側だったので
オビの出番はありませんでした。クイン&デナリさんの放送だったら言及あったかもしれませんね。

そしてプレイオフネムハードのコーナー3、シアカムのドライブで96−90。
ミッチェルがFT1/2の後、この試合初の3PTを決めて2点差。
シアカムのショットが外れてCLEにチャンスが訪れますが、ミッチェルの3が外れ、
ニースミスが根性のリバウンド。

そしてそのニースミスがスティール、レイアップと勢い付けますが、
ミッチェルの3が決まって98−97。ニースミスが3を狙いますが、ミス。
マイルズのリバウンドからネムハードが3を決めて101−97。

ジェロームのシュートをハリバートンが得意の形でブロックすると、
そのまま運んでand1。信じられないといった顔をするファンが映されました。

その直後、ハンターのドライブを防ぎ24秒バイオレーション。
ここに来てディフェンスの強度も増して来ました。

両チームともミスが続き、マイルズのFTの結果、残り2分38秒で106−97。
するとミッチェルが3を決めて6点差となり、シアカムのショットはミス。
ミッチェルが3FTを獲得し、ちょっと流れが傾きかけました。

残り1分49秒、キャブスのホームということで完全に勢いを持っていかれるところでしたが、
ミッチェルがまさかの3本全てミス。しかし次のポゼッションでは3を沈めるミッチェル。
先ほど決められていたら同点になっているところでした。

今度はネムハードがand1を決め、昨年のBOSシリーズの様な勝負強さを見せます。
ミッチェルのドライブをシアカムとマイルズが対処、残り1分を切り、
ハリバートンがFT獲得。2本とも決めて111−103とすると、今度はモブリーのand1チャンス。
しかしFTは外れてINDポゼッションへ。時間を使い、マイルズのコーナー3。

そしてこの場面。

プレイとしてはネムハードのand1でほぼ決まりでしたが、勝利を確実なものとしたマイルズの3PT。
最後はもうファウルゲームもなく、時間が過ぎてブザーを聞くだけでした。
元ペイサーズのトリスタン・トンプソンとも挨拶、マスリンがどうだったか映像では
確認できていいませんが、揉めることなくお互いを称え合っていました。

IND☆☆☆☆ 114 - 105 CLE☆
 タイリース・ハリバートン:31pts、6reb、8ast、4TO
 ドノバン・ミッチェル:35pts、9reb、4stl
 ハーフタイムショー:CORNELL FREENEY (GERMAN WHEEL)

シリーズが始まる前は正直0−2スタートを予想していましたし、ホームで1勝できれば
上出来かと思っていましたが、ゲーム1をまさかの勝利、そしてゲーム2のあの逆転劇で
もしかしたら、が芽生え始めました。

ゲーム3での大敗後、あそこから捲られる覚悟もしましたが、ゲーム4でしっかり十分すぎるほどの修正。
このゲーム5でも19点差を跳ね除けての敵地負けなしで2年連続カンファレンスファイナルへと駒を進めました。

スタッツなどはまたチーム作成の映像が出たらチェックします。

コメント

  1. 凄すぎますね!もうどこにも負けない気がしてきました。
    誰かがじゃなくて全員がXファクター
    こんなチーム他にありますかね?
    誇らしすぎる!!!

    レジーがテイショーン・プリンスに食らったブロック!
    あ~ありましたね~映像がフラッシュバックしました。

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  2. レジーの時代もオラディポの時代もある程度のビハインドであれば
    跳ね返せると信じていたものですが、最近のペイサーズは想像以上です。
    他チームのファンに見ていて楽しいと言われるのは嬉しいですね。

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